春とは。

 

身体では春を薄々感じていた。
憎き花粉のお陰で。

 

精神的には全く感じなかった。
ところが最近気になるのだ。

 

いやまてよ。
別れてからまだ2.3ヶ月だぞ。
早くないか。
まだ悲劇の女は演じきれてないぞ。
生まれ変われてないぞ。


ラインの選曲が毎回ツボな邦楽ロック。
丁寧な口調。
陽に当たる猫のような目の細さ。

 

気になる。

 

三分咲きの恋心に気付くべきか、気づかないべきか。

 

それは今後によるだろう。

 

今はこの久々の胸の高揚感に酔いしれていたい。