失恋とアイドルとは。

 

先日の記事にも書いたが別れるか、別れないかが先方の天秤にかけられている。

 

昨日は夜も眠れず、出かけ先でふとした時に涙が溢れたり、己の子供加減にひたすら自分を責めていたがカラオケで発散し、友達に話したりしてだいぶ楽になった。

 

それでも尚、家に帰ってからも耐えまなく襲ってくる虚無感になんとか耐えつつ、少しでも紛らわすためにふとYouTubeを開くとおすすめコンテンツに恵比寿マスカッツがあがっていた。

 

恵比寿マスカッツとは日本のセクシー女優やグラビアアイドル・モデルなどの多業種のタレントで構成された女性アイドルグループである。

 

私は無類のアイドル好きであり、好きなグループもあるが、1つだけに拘るというよりも幅広く手を出しているので以前に見ていたのかもしれない。

 

なんとなく気になって動画を流す。

 

流れる音楽、映像は今の私とは正反対のポップなものであり、歌詞も彼女たちならではの前向きな歌だった。

 

あの人しかいない、あの人に捨てられたらどうしようもない。と思っていた私にとって、マンションやらバッグやらを強請り、あなたが会社の社長なら私の胸でさようなら、とあくまでも地位を求めるような彼女たちが逞しく思えた。

 

彼女たちにしか歌えない曲であり、彼女たちが歌うからこそ響いた。

 

れっきとしたアイドルだった。

 

今は深く考える必要はない。

世の中には色んな人がいるのだ。

 

聞く前のフラフラしていた私はどこへやら、気付いたら日付を越え1年目の記念日を迎えていた。

 

振られる身構えはできた。
あとは彼の返事を待つのみである。

振られた時はまた会える時まであばよ、といいたい。