人生とは。

 

最近色々と今後を考えてしまう。

私は凄く生きるのが不器用だ。

上から言われた言葉は絶対と育てられてきたため、自己決断を求められる年になってから凄く困ってきている。


思えば昔からものを頼むのが苦手だった。
あれが食べたい、これが食べたい。が言えなかった。
否定されるのが怖かった。
大体下の子が食べたいと言ったものが優先されていたのもある。

 

お姉ちゃんでしょ。女の子でしょ。

言われる度にこの言葉が嫌いになっていった。
今でも嫌いである。

下唇を噛んで胸の奥でぎゅっとなるのを黙って感じていた。

 

自分を表現することができる服もメイクも親から褒めてもらったことがない。
大体は似合わない。とか太ったね。ブスだね。のみで結局、親がすすめた服やメイクに合わせた。
親がいい、といったものじゃないとそわそわして落ち着かないようになった。

 

自分が悪くないことでも○○ちゃんは可愛いし、頭もいいから仕方がない。と言われたこともあった。
その時、わたしは不器用で不細工な自分を呪った。

 

私には個性がない。
個性が死んでいる。
自信もない。

 

突然だが、私は睡眠が好きである。
現実に蓋ができるから。

 また今日も幸せなうちに一生を遂げたい、と思いながら目を瞑るのである。